爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!のレビュー・感想・評価
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25年前に観ていたら感想は違ったのだろうか
爆走兄弟レッツ&ゴーは大好きで、プレミア価格がついていたWGP編のDVDを揃えたこともあるほどなのだが、この映画だけは何故か今まで視聴しておらず、四半世紀遅れで視聴することとなった。普通にレースで良かったんじゃないかな?ガンブラスターが走り続けるお陰で、海上の場面以外はずっと走ってはいるものの、本当に最後までゴールも無く走り続けるせいでガンブラスターを追いかけるだけの話になってしまっている。一応終盤はマグナムトルネードで抜き去る場面もあるが、苦労したのにすぐに弾き飛ばされてしまう。
ゴールが無い、終盤までコースも無い、せっかくの終盤のコースも、1本道どころか迷路みたいになっているせいで微妙。やはりミニ四駆はコースを走らせてこそだ。無印50話の烈のセリフに印象的なものがある。『人のマシンじゃない。コースと戦うのがミニ四駆レースなんだぞ』と。まぁこの映画はそもそもレースでは無いので、そこがまず微妙なところなのだと思う。
最後まで結局この軍何なの?というのが分からないままなのも気持ち悪い。ミニ四駆専用捕獲兵器とか、ツッコミどころ満載だが、せめて出自くらいは明かして欲しい。どうでもいい細かいところだが、鉄心先生が豪と烈を君付けで呼んでいるところが地味に気になる。無敗神話を誇るミハエルが敗れるシーンがあるためパラレルワールドなのだろうが、当時劇場で観た人は後日アニメを観た時にミハエル前に負けてたじゃんとか思ってそうだ。
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