劇場公開日 1977年7月30日

「【最初、作品を間違えたかと思ったぞ!ポップで、当時は斬新な映像効果にビックリした作品。大林宣彦監督の劇場用長編映画第1作であり、アイドルホラー映画の嚆矢的作品でもある。】」HOUSE ハウス NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【最初、作品を間違えたかと思ったぞ!ポップで、当時は斬新な映像効果にビックリした作品。大林宣彦監督の劇場用長編映画第1作であり、アイドルホラー映画の嚆矢的作品でもある。】

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

■学校から帰宅したオシャレ(池上季実子)に父は再婚相手を紹介する。
 オシャレはショックを受け、間近に迫った夏休みに仲間とオバチャマ(南田洋子)のところへ行くことにする。
 夏休み、オバチャマはオシャレたち7人を歓迎するが、このオバチャマはすでに死亡していた。

◆感想

・イヤー、或る程度映画を観て来ていると、今作の様なある意味、エポックメイキング的な作品にぶち当たるから面白いのである。

・資料を見ると、この作品が公開された時に、それまでの映画関係者たちからはボロクソに言われたそうだが、若手からは支持をされたらしいのである。

・映像は、明るく、ポップで、音楽もキャッチー。けれども、内容は明るいホラーなのである。

・笑顔の南田洋子さんや、写真のオシャレの母、(池上季実子:二役)が妙に怖いのである。というか、池上季実子さんって、チョイ怖くない?(ホント、スイマセン・・。)

・アイドルの人としては、大場久美子さん位しか、知らないが今作って、もしかしたらアイドルホラー映画の嚆矢的作品じゃないかな。

<今作は、色んな意味で、ナカナカビックリの作品であるが、一番のビックリは今作が、大林宣彦監督の劇場用長編映画第1作という事である。
 何だか、凄かったっす。>

NOBU
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