「日本映画のニューミュージック」HOUSE ハウス あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
日本映画のニューミュージック
虫の知らせというものは有るのかも知れません
何故か大林監督の映画が急に無性に見たくなり何枚かDVDを借りてきたら、訃報が飛び込んで来ました
斬新な映像です
21世紀の現代から何の予備知識もなく本作を観てもどこが斬新なのか分からないと思います
本作のような映像がいまでは当たり前になっているわけなのですから
昭和は歌謡曲か演歌しかなかった時代
そこに山下達郎さんなどのニューミュージックが生まれて日本の音楽界に革新が生まれたのです
ニューミュージックがその後のJ-POPの母胎になり、今日の日本の音楽のルーツはそちらにこそ根ざしていると思います
本作は日本映画のニューミュージックのようなものなのです
歌謡曲か演歌しかなかった日本映画を革新したのです
CM界の大林監督がいきなりメジャーの東宝でプロデューサー兼監督で映画を撮らせた東宝の凄さもまた驚嘆すべきことだと思います
大林監督は日本映画を革新したのです!
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