「 「居候でございますよ」と変な日本語を使うはとこにあたるボブのよう...」配達されない三通の手紙 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
「居候でございますよ」と変な日本語を使うはとこにあたるボブのよう...
「居候でございますよ」と変な日本語を使うはとこにあたるボブのように、笑える箇所もある新藤兼人脚本作品。この調子で進んでいたら、とてもエラリー・クイーンの映画だとは思えなくなるかもしれない。
もちろん野村芳太郎監督作品なのですが、新藤脚本であるから音羽信子がもちろん出ているため、家族の食事シーンの台詞回しはまるで新藤監督映画のような雰囲気になっていました。栗原小巻と松坂慶子の対決も女優魂を発揮して白熱したバトルとなっていました。“けいこ”対決で“三択の女王”竹下景子も負けてはいられないと頑張っていましたが、それほどでもなかったようです。
「おにいちゃん」などと言われると、昔付き合ってた彼女を思い出すけど、今まで付き合ってきた男と間違わないようにするための作戦だったような気がします。そんなことを考えてたら、筋が読めてしまう・・・
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