のど自慢のレビュー・感想・評価
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え、井筒監督こんなのも撮るんだ
劇場公開時鑑賞。 バイオレンス要素はほぼゼロだったはず。のど自慢に出場する様々な人たちの悲喜交々を描いた群像劇。大友康平、室井滋、尾藤イサオ、伊藤歩(お目当て)あたりがメインでしたが、最後のあの曲が全てかっさらっていく作りで、ネガティブな意味ではなく非常によくできたお話でした。 これでやめておけば…。
大友康平も熱唱!
かなりゆるい脚本。カラオケ選手権とのど自慢との比較・・・とか高校生たちの部分が面白くない。室井滋の部分は“電波少年”の企画“目指せアジアの歌姫”での実際のモノがあるんだし、どうとらえればいいんだろう?電波少年のドキュメンタリーを映画化したほうが良さそうな気もする。 有名俳優や有名歌手を使っているので難なく観られるけど・・・とりあえず伊藤歩が清々しくて一番良かったかな。大友が鐘二つてのもグッド。合格すると嫌味っぽいですもんね。
TVが良かった時代
今もNHKのど自慢はやっているのでしょうか?今作が上映された20年前はまだTVがギリギリ面白かった最後の時代かと思いました。そういえば、昔のTVって芸達者で多種多様な面白い人が出てたなあ、温かかったなあなんて懐かしい気持ちになりました。
さあ、歌おう!
思い出しレビュー33本目。 『のど自慢』 まさか井筒和幸がこんな人情映画を撮れるとは…! 井筒監督の作品の中でも、最も万人受けし易いかも。 売れない演歌歌手、地元の女子高生、家族の為に働くお父さん、孫の為に歌うおじいちゃん…。 「のど自慢」出場を目指す人々の悲喜こもごも。 曲のセンスも、どうしてその曲を選んだかのチョイスもグッド。ドラマにいいスパイス。 自分の為、誰かの為、何かの為…。 それぞれ思いを込めて、さあ、歌おう! ユニークなキャストの中でも、大友康平。 のど自慢もやきとり出店も頑張って!
泣きなさい笑なさい
とにかく歌の選曲センスが抜群に上手い。 なぜ、この曲を、選んだんですか? 司会者のこの言葉が発せられる時、観客は答えを聞く前に、歌い手の思いにハッと気づき、涙する。 歌が好きになる映画。
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