眠狂四郎多情剣のレビュー・感想・評価
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菊姫じゃー
2020年6月21日
映画 #眠狂四郎多情剣 (1966年)鑑賞
転びバテレンと日本人のハーフである #眠狂四郎 が豊臣秀頼が佩刀していた無想正宗を帯び、 #円月殺法 を駆使して戦う剣豪ブームの先駆けの作品
#市川雷蔵 は37歳で亡くなったそうだが、そのことも影響して大映は倒産したらしい。スゴい!
殺害の嫌疑が・・・
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事件の背後には、かつて狂四郎に醜悪な顔を暴き出された将軍家斉の娘・菊姫(毛利郁子)が動いていた(第4話)。能の舞は毛利郁子本人じゃないだろうが、なかなかいいオープニング。音楽も今までと一味違うと思っていたら、伊福部昭だった・・・
全体的に“菊姫リベンジ”といった内容。映像的にも安田監督と同じく円月殺法には残像を使っている。まずはポン引き(?)によって生娘が2両だと言われ、茶屋の中に入ってゆく狂四郎。やはり狂四郎には商売女が似合う。だから、大金をはたいて身受けして普通の子にさせるのだ。魔の手はその生娘はる(田村寿子)にも及び、菊姫の隠れ家に囚われの身となってしまう。
疾風十七番を筆頭に忍者たちに何度も襲われるが、その正体は「円月殺法を教えてくれ」と親しげに懇願し続けていた下曽我典馬(中谷)であった。茶屋のおひさ(水谷)も結局は金に動かされ、結局寝るまでには至らなかった・・・今作では、狂四郎は女と寝ていない!
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