「とんでもないもの作ってたのな」人情紙風船 あしたさんの映画レビュー(感想・評価)
とんでもないもの作ってたのな
もう星4.5と5の違いなんか個人的な思い入れの差しかないわけで、戦前のこの映画を観て平伏す以外の選択肢はないわけです。
山下達郎のフェイバリットっていう情報をもとに観てみたらなんとまぁ確かにほんとにびっくりこれはもう映画!としか言えない素晴らしいものでした。
過去の素晴らしい芸術作品に触れて現代の我々が感じられること、それは、もう今の俺たちの問題意識とか美意識とかもう全然過去にもあるから!普遍的なものだから!ってことで、それを約100年前の映画でびしばし感じられてめちゃくちゃ痺れました。
観てみたい観てみようと思った俺自身もしっかり褒めてあげましょう。
山下達郎がこれをフェイバリットにあげているのも、なんていうか、清濁併せ呑む、を表明しているようで、という気持ちになりました。
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