劇場公開日 1977年10月8日

「佐藤純彌は下手くそ」人間の証明 ブッチーさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5佐藤純彌は下手くそ

2024年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

折角「犬神家の一族」で幸先いいスタートを切った角川映画も、提携先を東宝から東映に変えてからおかしくなった。
この映画の失敗は佐藤純彌に監督を任せてたのが最大の原因。
角川春樹氏もこの監督に何を期待して任せたのかな?
角川映画を大味で中身のない大作映画のイメージを作ったのも佐藤純彌だと思う。
それは次作「野生の証明」で確定します。

で、「人間の証明」ですが良いのは主題歌だけです。
これだけの俳優が出ていながら、誰にも見せ場がなく、誰にも感情移入できない。
色々な人間模様が交差してるように見えて、全てが中途半端。
長門裕之、范文雀の話は要る?全カットでいいでしょ。三船、岩城の描き方も中途半端。
松田優作も日本とNYで髪型違うし。。。

全てがそんな感じで、これを名作とか言ってる人は普段どんな映画見てるのかな?

ブッチー