日本暴力列島 京阪神殺しの軍団のレビュー・感想・評価
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朝鮮人2人が主人公という設定のヤクザ映画。仁義なき戦いと同じ頃に製...
朝鮮人2人が主人公という設定のヤクザ映画。仁義なき戦いと同じ頃に製作された作品(舞台は1950年代)だが、だいぶクオリティーは落ちる。主人公達が大きな組織の傘下に入り、そこの急先鋒として各地を攻めていくという話なのだが、昔の島根、岐阜の風景が見られてちょっとした紀行ドラマのようになっている。製作者側が相当左翼がかっているようで、従軍慰安婦、強制連行を想起させる満鉄小唄の替え歌を梅宮辰夫が何度も歌うシーンが出てくるが、満鉄勤務の祖父を持ち、祖母、叔母達から満州の話を何度も聞かされてきた身としては不愉快以外の何物でもない。いつも思うがヤクザに惚れてしまった女性達を待っているのは悲劇だけ。
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旭と辰夫
山下耕作。大阪鶴橋育ちの在日朝鮮人という設定。安心せぇ。我とワシとはおんなじ血や。大阪ドヤ街感、ホルモン焼肉な感じが素晴らしい。浅黒い肌に赤シャツの辰夫も素晴らしい。旭演じる花木は黒の革ジャン。満鉄小唄の雨ショポが素晴らしい。珍しくシャブに手を出してしまう日本人の伊吹吾郎。志賀勝が血気盛んな三下で目立つ。傘を借りたばかりにレイプされて盾になって射殺される女。最後の舞台は柳ヶ瀬
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