日本一のホラ吹き男のレビュー・感想・評価
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成功も失敗も捉え方ひとつですね
後世の作品で〈ヨイショして出世する〉展開がインスパイアされるが、影響を与えているがわの本作の場合、主人公は人並み以上に機転を利かせ目標の為には努力を惜しまない。
何より、超ポジティブで自分の売り込みにも意欲的。
自己肯定感を上げる動画を観るくらいなら、この映画から学べるところを吸収したほうが良い。
そんなにうまく行くかよ、と思うのが世の常だが、自分の見える世界は自分が発する言葉が作るのである。
成功を信じて前向きに走り続ける。
イヤミも皮肉も肯定へすり替えてしまう。
私としては、ここまで会社の仕事を楽しんでこなす気概は無いが、すぐ不幸だ最悪だと嘆いて愚痴や陰口をこぼす日々で終わりたいとは思わない。
人生を楽しもうじゃないか。
そんな気持ちにさせてくれる作品だ。
組合と労働基準法の解釈の仕方は間違っているけどね。
『デカい看板にあぐらをかいて、安定ボケしているどんぐり野郎』
日本企業の現状を見事に言い切っている。話は誇張しているけど、似たようなもの。
まぉ、ブリシットジョブですからね。ホラ吹いて偉くなるのは良いのでは。
組合と労働基準法の解釈の仕方は間違っているけどね。
日本人こういった話好きですからね。僕も日本人だったんだ。
しかし、日本のビッグバンドってうまいね。外国のビッグバンドと比べても遜色ないと僕は思う。世界一うまいのはドイツ始めとする東ヨーロッパだと思っているけど。
責任もってホラを吹き みんなまとめてメンドウみたよ!
2019年6月2日 #日本一のホラ吹き男 鑑賞
高度成長期のサラリーマン出世物語です。荒唐無稽なのですが、認められるためにがむしゃらに働くシーンもあり、機転と口先だけではないところもいいですね。バブル時のサラリーマンほどガムシャラ感がないのがいいのかな!
ケガゆえにオリンピック出場を逃した主人公。オリンピックイヤーならで...
ケガゆえにオリンピック出場を逃した主人公。オリンピックイヤーならではの設定(笑)
普通なら落ち込んでしまうはず。ところがこの主人公、その苦境を笑い飛ばす。ポジティブ、どこまでも前向き。
これはホラ吹きではないじゃないか。有言実行、立身出世していく様がなんとも痛快。見習いたい部分が沢山。後のボンドガール浜美枝も出演、やはり美しい。
ドリフ世代の私は今まで植木等の映画は乗れなかったが、これは文句なし。面白い。
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