劇場公開日 1997年12月27日

虹をつかむ男 南国奮斗篇のレビュー・感想・評価

全9件を表示

3.0さんシリーズ50作全作観た方ならこちらもご覧になられてはと思います

2025年7月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

虹をつかむ男 南国奮闘編
1997年公開

虹をつかむ男シリーズの第二作
南国奮闘編とシリーズとして長く続かせる気満々なタイトルですが
結局この第二作で終わってしまいます
理由は興行不振
第一作は寅さん第48作の半分の興行成績
第二作はさらにその7掛け
内容も観てお分かりのように
いくら頑張っても空回りでつまらない
痛々しいほどです

もうこれで良くわかったでしょう
いくらなんでも無理ですってこと
寅さんシリーズみたいな作品は簡単にはできないってこと
西田敏行さんに寅さん二代目にしたらいいじゃないかなんて簡単なもんじゃない
お客さんも、製作陣も、興行関係者も金の成る木の寅さんシリーズをあきらめることがこれでようやくできるようになったのかもしれません

寅さんが現れるのを何時までも待っているような案配の映画でした

「男はつらいよ 49作 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」は1997年11月22日の公開
本作は同年12月27日公開
この二作品の舞台はどちらも主に奄美群島です
ハイビスカスの花特別編は殆ど再編集の作品ですが、少しは追加撮影も必要だったのかもしれません
それならついでに、これも撮っちゃおうというような案配だったのかも知れません

マドンナはダブルで小泉今日子と松坂慶子の二人
満男に相当する亮の相手が小泉今日子の演じるシングルマザー
寅さんに相当するかっちゃんが松坂慶子の演じるかっての憧れの女性
ですが、脚本二人の女性の掘り下げがなく盛り上がりもありません

映写機故障で上映中止のピンチを
♪デーオイデデーオの西田敏行さんと小泉今日子さんのステージショーで凌ぐシーンこそ楽しいのですがこのシーンも発展性なしです

映画のネタだけでは、汲めども尽きぬ程あるようで、実は映画になるようなものはそんなにない
それに、マニアしか知らないような映画を取り上げてもお客さんが置いてけぼりになってしまう
そもそも発展性がないんです

なので本作では前作のようなかっちゃんの映画再現アリアはなしです
名物シーンにするはずのものがこれですから推して知るべしです

移動上映会では全国各地でのお話も無理があり、正直シリーズの
発展性がこれも皆目なしです

結局
ラスト近くかっちゃんは
寅さんが絶対に言いそうもない台詞を口にします
それをうけて亮も満男なら絶対言わない台詞を言います
そして本作でこのシリーズは、もうお仕舞いであると宣言するシーンを挟んでおわります
こんなつまらない終わり方に寅さんシリーズがならなくて本当に良かったと思いました

でも寅さんシリーズ50作全作観た方ならこちらもご覧になられてはと思います

コメントする (0件)
共感した! 1件)
あき240

3.5前作とは設定が微妙に異なる。シリーズ化したかったのか?したくなかっ...

2025年5月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

前作とは設定が微妙に異なる。シリーズ化したかったのか?したくなかったのか?
キャストはかなり豪華、そこだけでも楽しめる。
山田監督作品、なんか郷愁がある。その独特の優しい雰囲気が大好きだ。
本作、残念ながらシリーズ化はなかった。西田敏行以外が主役だったらあったのかも。さすがに「釣りバカ」との両立は無理でしょう。
BS松竹東急
なくなるの困る。映画をノーカットでやってくれるいいチャンネルなのに。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
はむひろみ

3.5カッちゃんは寅さんになれず

2023年12月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
しゅうへい

2.5山田洋次監督ならではの寅さんモード

2023年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

西田敏行扮する映画館主白銀活男は、姪の結婚式で東京へ出て来たがぼったくりバーに捕まって収監されていたところ助けられた。

山田洋次監督ならではの寅さんモードで白銀活男にやきもきさせられたね。こんな人が家庭に連れ込まれたら全く迷惑だな。島で映画を上映しようとするものの以前観た映画だった事に気がついたよ。小泉今日子が出て来てまだよかったけど、のんびりしたい時に観る映画かな。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
重

4.0オデオン座

2023年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
odeonza

3.5思いだした夏のワクワク

2023年2月26日
iPhoneアプリから投稿

2023
18本目

渥美清さんが死去された後に追悼として作られた映画だそう。
私は”男はつらいよ”の作品は存在だけで、まともに見た事がない。当時は10代半ばにはあまり興味がなく、ロッキーやターミネーターなどハリウッドばかり見ていた。

そんな中で、昔の映画を観たいなぁと思っていたらHuluでなんとなくコレかなぁ?と思い観ました。

自分はまあまあ面白かった。
笑いもあり、涙はないがキョンキョンがいる笑

なんか、アッサリ映画は終わるし、アレ?感はあるが観れちゃいました笑

自分の小学校も運動場のバックネットをスクリーンにして映画を年一回やってました。

小学生頃の夏休みを思い出しました。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
M.T

2.0これって、ほとんどはまちゃん。こちらのほうが、まだ良いかも。

2021年9月10日
スマートフォンから投稿

第一作は、失敗さく。正月映画の穴埋めになりもしない駄作。こちらは、明るい南国の、渡り鳥映画。名作と言われるものは、時代により、個人により、違うモノだということがよくわかる。小泉キョンキョンより、酒井ノリコの方が良かったかも。あれだけ美しかった、まっさかけいこが、太った韓国のアガシになっていて、残念。蒲田行進曲の、小夏のいじらしさ、ひたむきさがなくて、西田敏行をおっぱらう、嫌な役回り。もう少し、彼女を美しく写して欲しかった。愛の水中花のときの、バニーちゃん衣装が、ベスト。松阪慶子は使い方の難しい女優さん。おいら、大好き。たなかみさことか、清水美沙、松たか子あたりまでが、大好きでぇす。西田敏行の、名作は、ゲロッパ。常盤貴子がやはり、相性良いみたい。本作は星二つでーす。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
みすずあめ

1.5徳島から飛び出して

2019年4月17日
Androidアプリから投稿

第2の寅さん的展開を狙うも失敗した……と言うのがこの作品だろう。
南国沖縄でいつものかるーい西田敏行が気持ちよく自分らしさをだしている。
前作を踏襲しなかったので第1作の地元徳島では大コケした。
ストーリーには目新しさの欠片もないが、軽い気分で観られる内容。
実際に移動映写を知っている人なら失笑ものの設定ではあるが、製作者は直営映画館の事は分かっても、2次上映を行う移動映写などのリアリティは考慮しなかったのだろう。
銀の行動にリアリティを感じない為、何をさせてもマンガみたいになっている。
釣りバカとさして変わらぬ雰囲気では感動などあるはずもない。
当然、3作目などあるはずもなかった。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.5流石、寅さんの後継作品

2013年11月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

幸せ

超一流エンターテイナー、西田敏行と実力派俳優、吉岡秀隆のコンビが紡ぐ、涙ほろりの正統派人情作品でした。これに、今回個人的に大好きなキョンキョンが絡むから、もうみるしかない。少し方言はイマイチでしたが全体的にストーリーが、良かったです。流石、王道作品の後継作品。外しませんね。少しよわっちくって、情けない草食系男子やらせたら、吉岡秀隆うまいなあ。西田敏行も素晴らしいステージを見せてくれます。外さない作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
としぱぱ
PR U-NEXTで本編を観る