「恩師との出会い」二十四の瞳(1954) 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
恩師との出会い
小説を原作とした
木下惠介監督のこの映画は
古い日本の姿を見せている。
「仰げば尊し」
それは 子供達を照らす光
物語は小豆島を舞台に
新任の教師が戸惑いながらも
子供達と向き合う。
子供達は真っ直ぐな眼差しで
教師を追い慕う。
戦前、戦中、戦後と物語は進み
それぞれ、道は分かれていく。
二十四の瞳に映っていたものは
大きく変わってゆくが
ただひとつだけ
師への恩は変わらなかった。
恩師との出会いは
人生の宝である。
木下惠介監督の演出は
映画を通じて 心に温かいものを
スッと、差し込んでくれる。
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