「タロとジロが国民栄誉賞に選ばれると思っていたら、獲ったのは植村直己さんでした。」南極物語(1983) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
タロとジロが国民栄誉賞に選ばれると思っていたら、獲ったのは植村直己さんでした。
壮大なヴァンゲリスの曲をバックに美しい南極の世界が広がる。フジテレビが本格的に映画制作に取り組んで、『千と千尋の神隠し』に抜かれるまで不動の興行成績を記録していた。なぜこんなに大ヒットとなったのか・・・当時はほとんど映画館に通わなかったので、未だに謎がいっぱいだ。テレビ局のバックアップがすごかったということかもしれないが・・・
犬を置いていってからはドキュメンタリータッチ。日本の方では高倉健が「薬殺すればよかった」と後悔の念にて、子犬を連れて里親を訪ね歩く姿がよかった。
この手の映画は、「どうやって撮影したんだろ?」などとずっと考えてしまうので、いつも感動できないでいます。まさかアザラシを本当に食ってる?とか・・・でも、クジラの死骸は本物っぽいのかなぁ。
コメントする