「幸田文の視線」流れる talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
幸田文の視線
昭和30年代の芸者さんの世界は描かれたように厳しい状況だったと思います。田中絹代演じる女中さんは有能で優しいけれど、彼女の眼差しはそのまま原作者の幸田文の芸者の世界に対する批判的な視線で、それが最後まで気になって仕方なかった。素晴らしい女優が山ほど出演で期待値大きかっただけに、純粋には楽しめなかったです。
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昭和30年代の芸者さんの世界は描かれたように厳しい状況だったと思います。田中絹代演じる女中さんは有能で優しいけれど、彼女の眼差しはそのまま原作者の幸田文の芸者の世界に対する批判的な視線で、それが最後まで気になって仕方なかった。素晴らしい女優が山ほど出演で期待値大きかっただけに、純粋には楽しめなかったです。