「何でもあり」ドレミファ娘の血は騒ぐ odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
何でもあり
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恋人の吉岡に会いに東京の大学にやってきた秋子、出会った吉岡は裸の女学生とイチャイチャで失望、田舎に帰ろうとする秋子を引き留めたのが平山教授、恥を研究する教授は秋子に惹かれたよう・・。
教授の講義は、恥ずかしいとは何か、隠すから恥ずかしいところがばれてしまう、全裸で暮らせば恥は凌げる、何故かは教師に聞かず自身で考えること、言葉に絶対は無いが音楽には絶対音感があるとか、突飛だが面白い。
もともとは日活ロマンポルノ外注作品として製作されたが、難解過ぎると納品拒否されたため、からみのシーンを減らし、他のシーンを増やして一般映画として編集し直したそうだ、確かにポルノにしては理屈っぽいかも。ただ、ポルノにしても青春映画にしても中途半端、必然性のないヌードシーンが散りばめられ、突然歌が始まったりしてコメディ調のミュージカルでもあり、ラストは川べりの草むらで銃撃シーンとミステリー、何でもありのてんこ盛り、意図不明映画でした。
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