劇場公開日 1965年9月18日

「岡本喜八監督作の戦争ミュージカル映画。 大戦末期に中国戦線に派兵さ...」血と砂(1965) 伝馬町さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0岡本喜八監督作の戦争ミュージカル映画。 大戦末期に中国戦線に派兵さ...

2015年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

岡本喜八監督作の戦争ミュージカル映画。
大戦末期に中国戦線に派兵された音大出たての少年兵とベテラン曹長のお話。

オープニングいきなりの愉快な「聖者の行進」演奏シーン。
従軍慰安婦を交えたコメディだったのが、後半は壮絶な戦闘シーンが続く。
そして悲しすぎる「聖者の行進」の演奏で作品は終わる。

「三船敏郎」「伊藤雄之助」「佐藤允」「天本英世」と若い新兵たちの素晴らしい演技。
なんといっても従軍慰安婦役の「団令子」が可愛かったなぁ。
笑いと涙の反戦映画でした。

伝馬町