「極まる変態度」TOKYO FIST 東京フィスト 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
極まる変態度
怒りをコントロールできない癖がありつつ、平穏に過ごしていた筈のカップルに割り込む訳ありボクサー、嫉妬心から火が付いたのかド変態極まりない三角関係。
サディスティックに痛みを極める女の奥二重過ぎる瞼が女優のりょうに激似、輪島功一の独特な存在感、塚本晋也が描くボクシング映画は混沌としたディストピアな世界観とオドロオドロしい暴力性が"鉄男"を引き摺っているかの如く鳴り響くようなメタリックな要素が痛々しく感じる。
急に怒り出したりキュートに甘える仕草を見せる塚本晋也の演技がツボにハマる。
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