TOKYO BEAST
劇場公開日:1997年5月3日
解説
行き場のない現代の若者たちの青春を、スタイリッシュな映像と音楽で描いた群像劇。監督・脚本は本作がデビューとなる片岡亨。撮影を「陽炎2」の藤石修が担当している。主演は「WiLd LIFe」の夏生ゆうな。16ミリからのブローアップ。
1997年製作/82分/日本
配給:マクザム
劇場公開日:1997年5月3日
ストーリー
未央子は蘇生を繰り返し、東京の街をあてもなく歩き回っていた。やり場のない苛立ちを抱えながら、アルコールとドラッグに身を任せる彼女は、ある夜、クラブで陽哉と知り合う。厭世的な未央子と世界の終わりを予見しながらも前向きに生きている陽哉のふたりは、やがて陽哉の友達・利明、稔のふたりとツルむようになった。4人は虚無感の中で人生の意味を求めてもがく。そんな彼らの周りでは、精神の老化したゾンビのような人々が、次々とビーストに喰われ殺されていった。