釣りバカ日誌6のレビュー・感想・評価
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釣りの成果はカワハギ、アイナメ、ハゼ、イワナ、マダイ
「釣りバカ日誌6」
多忙な社長業に心労とストレスが溜まる一方のスーさんになり代わり、「社長:ハマちゃん、運転手:スーさん」という逆転の発想で展開。
岩手県で行われた市民大学の講演会で行った、鈴木建設社長として悪乗りしたハマちゃんのスピーチ“21世紀の未来都市と構想”も見どころのひとつとして挙げられる。
スーさんがマドンナの澄子に淡い思いを抱く姿も見逃せない。
● 公開日:1993年12月25日
● ロケ地:岩手県釜石市
● ゲスト:久野綾希子、喜多嶋舞、豊川悦司
● 釣りの成果:カワハギ、アイナメ、ハゼ、イワナ、マダイ
● 監督:栗山富夫
【“ハマちゃんとスーさん、福島の釜石に講演会に行った先でハマちゃんは社長に、スーさんは運転手と勘違いされるの巻。”今作は社会的肩書により、人の見る眼が変わる事をコミカルに描いた作品である。】
■ハマちゃん(西田敏行)に、釜石でアイナメを釣ろうと誘われたスーさん(三國連太郎)
偶々、講演会の予定もあり、それを言い訳に喜んで出掛け、釣り三昧の1日を過ごす。
その後スーさんの運転する車で宿へ向かうと、なぜかハマちゃんが社長と勘違いされてしまう。
更に旅館の仲居さん澄子(久野綾希子)に、亡き父に似ているといわれ、親切にされて翌日、遠野に二人で釣りに行き仲良くなり、彼女の娘佳奈(喜多嶋舞)の結婚式で、新郎の家と格式が違い、参列者が集まらない窮状に、ハマちゃんとスーさんは急遽、釣り仲間を祝宴の場に招くのであった。
◆感想<Caution!内容にやや触れています。>
・ヤッパリ、このシリーズは安定して面白いなあ。山田洋次氏の世相を少し突きつつ、善性溢れる脚本は良いし、昭和の名優西田敏行さんと、三國連太郎さんのコンビも良い。
・今作では、社会的肩書に振り回される人たちを面白おかしく描いているが、こういう事ってあるよなあ、と思う。
結構、偉い人と休日に偶然会ったりすると、意外な映画を観ていてビックリしたりね。所詮、会社の肩書なんて大したことは無いのであるよ。
・それより、このシリーズを第6作まで観て来たわけであるが、西田敏行さん演じるハマちゃんの、人間としての器の大きいのだか小さいのだか、良く分からないが、ヤッパリ器が大きいと思ったのである。
・そして、ハマちゃんとスーさんの仲が良いのは、二人の会社での肩書は大きく違えど、二人とも優しいのだよなあ。人間、人に優しいのが一番である。
スーさんが、結婚式のスピーチでさり気無く旅館の仲居さん澄子との”運転手として接した”一日が実に楽しかったことを告げ、身分を明かさなかった事を詫びるシーン。そのスピーチを聞いて、そっと涙を拭う澄子さんの姿。良かったなあ。
<今作は、社会的肩書により、人の見る眼が変わる事をコミカルに描いた作品なのである。明日から、又、キッツい一週間が始まるが、今晩はこのシリーズを見て笑いながら過ごそうっと。このシリーズが公開当時、民衆から愛された事が良く分かる作品だと思います。>
釜石が美しい
BSテレ東。 スーさんとハマちゃんの立場が入れ替わる。なかなか面白...
スーさん(社長)の運転で
後ろの席で、爆睡できるハマちゃん(平社員)の性格、本当にすごいです。
社長のスーさんも優しい・・・笑
還暦すぎて寝ずに岩手まで単独運転。なかなかの体力。
そのまま旅館に乗り込んだため、社長と間違えられる、ハマちゃん。運転手と間違えられるスーさん。
スーさんはそのまま運転手を、演じてハマちゃんに社長業務をすべて頼みます。
ハマちゃんの社長役はめちゃくちゃで、でもしっかり講演会では爆笑もとってお客さんもつかんで、夜は宴会芸も披露して、さすがのハマちゃんでした。
スーさんはスーさんでいつまでたってもモテるモテる。スーさんの周りにはいつも綺麗な女性が近づいてきます。
そして東京にもどったあとやっぱり一悶着。笑
また社長と運転手の役をするはめになります。
2021/4/25 2回目鑑賞
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