月よりの使者(1954)のレビュー・感想・評価
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若尾文子が看護婦の役
若尾文子出演映画の未見作だったが、「正式デビュー3年目の出演作なので、チョイ役かな?」と思ったら、主演は山本富士子の映画だった(笑)
でも、[とっても若くて可愛い若尾文子]が見られたのでOK!ww
信州にある高原にある療養所、そこに「りんどう」などと言われている看護婦(山本富士子)がいる。その看護婦を愛している患者(菅原謙二)には、婚約者がいた。
ただ、その看護婦は療養所の医者(高松英郎)に抱きつかれたり、ほかの患者(根上淳)に手を握られたり……と現代だったら「セクハラだらけ」(笑)
そして、その看護婦を「おねえさま」と呼んで慕っている若い看護婦が若尾文子。
この映画はカラー作品なので、若尾文子がナース服・ワンピースなど(出演シーンは多くないが)カラフルな着こなしがナイス!
また、「婦長の機嫌が良いのは、もしかして、あの先生とチューかしら…。きゃあ~ぁ~~!」などと、キャピキャピした感じがキャワイイ(笑)
この映画の主演:山本富士子は、実際に、若尾文子より2歳年上なので、やはり「大人の女性らしさ」が出ている。そのため、若尾文子は妹的存在の脇役になっているが、脇役にしては「なかなかの存在感」あり。
物語は男女の恋愛ドラマの紆余曲折を描いたものだが、けっこう楽しめる映画であった。
[MEMO]本作鑑賞後、若尾文子出演映画の「鑑賞済135作品」・「未見26作品」。
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