「走り切ったあの爽快感」弾丸ランナー 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
走り切ったあの爽快感
さて、新年一発目は何観ようかな、と辿り着いたのがこちら。
もはや懐かしいですが、正月にボーッと観るにはピッタリなんじゃないか?と久々に鑑賞です。
トモロウとユカイに堤真一という強烈な組み合わせ。そして皆若いw
SABUの監督デビュー作でもありますね。
大杉漣の出番があっという間だったり、お色気枠には白石ひとみ起用と試みが面白いです。
その白石ひとみとすれ違った事で生まれた三人の煩悩、ここは個人的にハイライトですね。今でも笑ってしまった。
そして何と言ってもユカイの存在感でしょう。
あの表情と佇まいは素晴らしく、起用したSABUのセンスを感じます。
そしてその走りっぷり。普段全く運動していない感じのフォームと「ヒーヒー」という呼吸音と合っていてすごい間抜けなんですよ。
話のまとめ方や他にも色々滅茶苦茶ではありますが、走り切ったあの爽快感はすごく良く伝わってきました。
久しぶりだったけど、何だか正月にぴったりな作品でしたね。
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