「太陽を盗んで…」太陽を盗んだ男 レトログレイド 373さんの映画レビュー(感想・評価)
太陽を盗んで…
日本アクション映画の頂点だと思う。
沢田研二の美しさと、何を考えてるか解らない男の演技。
原発からプルトニウムを盗み、マンションで、ビニールシートで無菌室を作り、笑いながら政府を脅迫する。
金をせびる訳でもなく、自分に怯える世界を楽しむ、そんな設定なのに、全く違和感無く、なぜかテロリストの主人公を応援してしまう。
それに対抗する、菅原文太の頑丈な刑事が、またカッコいい。
国会前や首都圏のカーチェイス、爆発、今では絶対不可能な映像を、ゲリラ撮影してるのも凄い。
平和なんて一人の馬鹿が、(理由無く)ぶっ壊す。
そんな映画でした。
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