劇場公開日 1979年10月6日

「太陽を盗んで…」太陽を盗んだ男 レトログレイド 373さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0太陽を盗んで…

2017年9月6日
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日本アクション映画の頂点だと思う。

沢田研二の美しさと、何を考えてるか解らない男の演技。

原発からプルトニウムを盗み、マンションで、ビニールシートで無菌室を作り、笑いながら政府を脅迫する。
金をせびる訳でもなく、自分に怯える世界を楽しむ、そんな設定なのに、全く違和感無く、なぜかテロリストの主人公を応援してしまう。

それに対抗する、菅原文太の頑丈な刑事が、またカッコいい。

国会前や首都圏のカーチェイス、爆発、今では絶対不可能な映像を、ゲリラ撮影してるのも凄い。

平和なんて一人の馬鹿が、(理由無く)ぶっ壊す。
そんな映画でした。

レトログレイド 373