「怪獣が登場しない怪獣映画」大怪獣東京に現わる 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
怪獣が登場しない怪獣映画
98年の作品
3度目の鑑賞
今回は自宅で所有しているVHSで
監督は『バトル・オブ・ヒロミくん! The High School SAMURAI BOY』の宮坂武志
脚本は『ドラゴンヘッド』『どろろ』『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』のNAKA雅MURA
怪獣が出ない怪獣映画
発想としては面白い
そそる好奇心
でもできた作品の内容はいまいち
『大怪獣のあとしまつ』は監督のファンだからそれなりに楽しめたけどね
東京に出現したトカゲ型大怪獣
なぜか作品の舞台は福井県坂井郡三国町
テレビで報道される怪獣のニュースに反応する三国町の人たち
福岡ではカメ型大型怪獣が出現
2頭は琵琶湖まで移動し対峙する
怪獣映画の一番重要な部分を全てカットしたら当然こうなる
ジュラシックパークだって恐竜が出ないなら駄作だろう
B.LEAGUEの試合中継でゲームは流さず会場で応援している広瀬姉妹ばかり放送していたらテレビの前のブースターはテレビ局に猛抗議は確実
女子高生をレイプするのかと思いきや脱がした制服を着てはしゃぐ変態教師を演じた田口トモロヲが一番印象的
シュール
退屈
欠伸が出る
三国町の主婦・田所君枝に桃井かおり
君枝の夫・田所継男に本田博太郎
君枝の友人・森永伸子に角替和枝
高校の教師・堀道夫に田口トモロヲ
神さま百太郎に竹内力
預言者ノストラババア桜沢涼子に吉行由実
元反原子力発電所活動家の大沢彦次郎に高松英郎
当時9歳の大島優子が子役として最後の方でちょっとだけ出演している
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