「予測不可能で自然。」その男、凶暴につき みーさんの映画レビュー(感想・評価)
予測不可能で自然。
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ずっと観たかった映画。
初めてみたのに、音楽が聞いたことある。なんでだろ?
1989年とは、意外と結構古い作品だったんだなぁ。
たけしさんの走るシーンやバッティングしてるシーンが今からは想像出来なくて、めっちゃレアな感じがした。
白竜さんも若くて鋭い殺し屋で、かっこよかった。
遠藤憲一さんもめっちゃ若い。
子どもが遊ぶ路地、布団を干すおばさん、映画を観た帰りの女友達、普通の暮らしの中にやばい奴らがいる。
殴ったり殺すシーンがリアル。
え?もう死んだ?って感じで、あっさり死ぬ。
じわじわ追い詰められてどうなるか?焦らすような、よくドラマで見る流れはない。
やめろー!!殺さないでくれー!!とかのくだりはない。いい逃れなくすぐ殺される。殺されることもわからず殺される。殺す側も問い詰めたり、このやろー!とか何も言わない。すぐ殺す。
でもそれがリアル。実際の現実は確かにこうなんだよなと、これ観てて感じた。
ラストのシーンは予想外だらけ。
なんも喋らない。
ひたすら撃ち合うのが、怖い。
妹が薬探すのを見るたけしさんの顔が良かった。
どいつもこいつもきちがいや。
この言葉、秀逸。
ひとが死んでも、その場所には他の誰かが当てはめられていって、また同じ世の中が始まる。
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