劇場公開日 1961年3月19日

「松本清張の小説は面白い・・」ゼロの焦点(1961) 亮一君さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5松本清張の小説は面白い・・

2016年7月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

偶然、松本清張の原作小説を読んだすぐ後に映画を観た。昔の懐かしい映画を上映している小倉昭和館にて・・作品の時代背景はまだ戦後の臭いがする頃で、結婚はまだお見合いが普通だった。主人公は結婚後、すぐに行方不明になった夫を探しに北陸に旅立った。ネタバレは避けるが、ウイスキーに混ぜた青酸カリを殺人に使うなど時代を感じた。動機も戦後の混乱期に米兵相手にしたパンパンに関係があった。松本清張の推理小説はどこか悲しい・・1961年の作品。

亮一君