死んでもいい(1992)のレビュー・感想・評価
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図々しい
役者としてジャンルが違うような三人のキャスティングに意外性を感じながら室田日出男と永瀬正敏に挟まれた大竹しのぶのキュートな小悪魔的存在感に萌えつつ、最後まで理不尽な立場で可哀想な室田日出男が愛らしくて癒されるキャラクターを怒り少なめ愛嬌たっぷりに、長丁場で浴室に倒れたままの背中に哀愁が漂う。
サイコな青年を演じた永瀬正敏、彼をそうさせたのは大竹しのぶか、そんな彼女が吉高由里子に見えて来るのは気のせいか、オリバー・ストーンの『Uターン』が本作に少し似ている、怒涛の展開がテンポ良く進む物語を期待しながらメロウな場面を挟み込むからその都度に退屈感は否めない。
「物語よし!」&「映像よし!」の傑作
1992年の石井隆監督作🎥
石井隆監督と言えば、学生時代にあちこちの名画座で観た「天使のはらわたシリーズ」の「名美」が出て来るが、本作も大竹しのぶ演じる女性は「名美」。
ただ、本作は日活「天使のはらわたシリーズ」ほどヌードを前面に出しておらず、大竹しのぶもヌード見せる体当たりの演技だが、「男女の愛」をメインに描いた感じ。
冒頭の「運命の男女(永瀬と大竹しのぶ)」が出会うスローモーション場面から素晴らしく、全編にわたって美しいシーンの連続。また、長回しの多用によって、役者の動きが途切れないのも良い!
物語も「一寸先は闇」のような展開が続くので、気を抜くことなく、眼は映像に釘付け😳
美しい女性(大竹しのぶ)に一目惚れした男(永瀬正敏)、彼女は不動産屋で働いているがその不動産屋の社長(室田日出男)が亭主だと知る。
売りに出している不動産物件で、永瀬正敏は彼を探しに来た大竹しのぶの身体を奪うが、大竹しのぶは永瀬に惹かれ、愛し合うようになる。
二人の仲は室田にもバレるのだが、永瀬は室田を殺すことを考え……とスリリングな展開😱⚡
「物語よし!」&「映像よし!」の傑作‼️✨
<映倫No.113809>
映画的何かが漲る怪作。
再々見。
映画的何かが漲る怪作。
亡き石井隆(合掌)な湿ってシャープな画に何処か浮く大竹という絶妙なミスキャスト(石井の奈美には色気と美と退廃が足りない)の成功を楽しむ。
92'か。
大竹、永瀬より断然さんまが似合う、ピークは86'男女7人、88'いこかもどろか。
また見る。
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