新選組始末記
劇場公開日:1963年1月3日
解説
子母沢寛原作から、「星の瞳をもつ男」の星川清司が脚色、「青葉城の鬼」の三隅研次が監督。撮影もコンビの本多省三。
1963年製作/93分/日本
配給:大映
劇場公開日:1963年1月3日
ストーリー
浪人山崎蒸は恋人志満の反対にも拘らず、当時京都で活動を起しはじめていた壬生の新選組へ入った。そこには彼が惚れ込んだ武士らしい男、近藤勇がいたからである。だが局長の芹沢はとかく粗暴の振舞いが多く、苦言する近藤らは無視されがちだった。土方歳三は、或る夜芹沢の寝込みを襲って惨殺した。そして、近藤が局長、土方が副長におさまった。蒸は土方の陰険な策謀に反発した。蒸のそのような純粋さを危険視していた土方は罠をかけた。そのため蒸は公儀役人を斬ってしまった。土方はそれを口実に切腹を主張したが、近藤は逃亡の形で蒸に勤皇方の探索を命じた。母方に帰った蒸は志満と結ばれた。蒸は百姓上りの少年隊士彦平を助手に勤皇浪士の動静を探った。そして勤王方の黒幕古高俊太郎のかくれ家をみつけた。新選組に捕えられた古高は、土方の残酷な拷問にあい、同志の集合場所を四国屋と白状した。時を同じくして、蒸の情報は池田屋と知らせてきた。土方は蒸の情報に疑いを抱き、全員の四国屋襲撃を主張したが、近藤は蒸に賭け、斬込み隊を二手にわけた。そんな頃、挙動を怪しまれた彦平は人斬り久蔵に池田屋に引きずりこまれ、蒸が池田屋に飛びこんだ時は、彦平は斬殺されたところだった。蒸と久蔵の激しい斬りあいがはじまった。そこへ新選組がかけつけて来た。三十余各の浪士たちと新選組の凄烈な血戦がはじまった。一時は苦戦におちいった新選組であったが、誰もいない四国屋から引返して来た土方隊の応援に勝利は新選組に帰した。かくて土方は蒸の功労に潔よくカブトをぬいだ。近藤と蒸の信義が美を結んだのであった。
スタッフ・キャスト
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山崎蒸市川雷蔵
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近藤勇若山富三郎
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沖田総司松本錦四郎
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谷三十郎小林勝彦
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楠小十郎成田純一郎
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土方歳三天知茂
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毛利志満藤村志保
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お梅勝原礼子
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桔梗屋小栄毛利郁子
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深雪太夫近藤美恵子
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古高俊太郎島田竜三
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岡本久蔵丹羽又三郎
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杉山松助中村豊
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佐伯亦三郎矢島陽太郎
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大津彦平高見国一
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平山五郎千葉敏郎
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山南敬助伊達三郎
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原田左之助堂本寛
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広沢富次郎香川良介
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正木道順荒木忍
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宮部鼎蔵石黒達也
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新見錦須賀不二男
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芹沢鴨田崎潤
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会津隊長嵐三右衛門
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北添佶麿舟木洋一
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吉由稔麿水原浩一
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内田正次郎南条新太郎
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池田屋惣兵衛寺島雄作
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居酒屋幸助石原須磨男
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角屋徳衛門玉置一恵
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相手の武士堀北幸夫
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森平八浜田雄史
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浪人A岩田正
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浪人B沖時男
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浪人C越川一
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松原忠司志賀明
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佐伯鞆彦大林一夫
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大石鍬次郎薮内武司
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永倉新八木村玄
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浪人D小南明
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写真師山岡鋭二郎
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藤堂平助千石泰三
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角力谷口昇
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六部佐山竜一郎
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絵草紙屋の娘高森チズ子
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茶屋の女中三星富美子
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柏屋の女中小柳圭子
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婆や小松みどり