劇場公開日 1973年4月28日

「新文芸坐さんにて『十一人の賊軍』公開記念として『仁義なき戦い』全5...」仁義なき戦い 広島死闘篇 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0新文芸坐さんにて『十一人の賊軍』公開記念として『仁義なき戦い』全5...

2024年10月14日
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鑑賞方法:映画館

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新文芸坐さんにて『十一人の賊軍』公開記念として『仁義なき戦い』全5部一挙上映。
夜9時から翌6時半までの一挙オールナイト上映もありましたが、知命を迎えて徹夜する体力もなく朝10時から夜8時まで劇場に籠城いたしました。

『仁義なき戦い 広島死闘篇』(1973)
前作からたった三か月後の公開というのがまず凄いですね。
本作ではシリーズ最凶の敵役大友勝利の粗暴で下品なキャラを千葉真一氏が完全に振り切って演じたところが見もの。その大友に凄惨なリンチを受けた川谷拓三氏、本作の実質的な主人公でもある“殺人鬼”山中正治を演じた北大路欣也氏もギラギラして良かったですね。
因みに当初は大友を北大路氏、山中を千葉氏が演じる予定でしたが、北大路氏が役の交換を要求、千葉氏が快諾したとのことですが、当初のキャスティグ通りだったバージョンも観てみたいですね。

矢萩久登