劇場公開日 1953年11月3日

次郎長三国志 第五部 殴込み甲州路のレビュー・感想・評価

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2.0ヤクザっぽくなってきた

2025年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 たるんでいる雰囲気そのままで、鬼吉と綱五郎がお千に振られるところが哀愁ただよっている。賭場へ潜り込んだのはお仲。やがて、旅人である大野の鶴吉が賭場でお仲が拘束されていると伝えにきた。

 お仲が賭場で捕まるところは面白いと感じるけど、その他のエピソードがつまらなすぎ。祭り、ケンカ、博打・・・と、なんだかヤクザ稼業を推奨している気もして、なんだか庶民的じゃなくなってきたのだろうか。

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kossy

4.0親分、清水に次郎長ありってとこを見せてやりましょうよ!

2021年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

いよいよ黒駒一家と大喧嘩。
ちなみに昨今の映画の場合、大立ち回りで派手に血を流し、下手すりゃ腕の一本二本は転がりだす。それはそれでリアリティがあっていい。むしろ、この頃の映画やドラマの、「斬ったつもり斬られたつもり」に飽きた反動がそうさせたのかも知れない。だけど、それは別に批判ではなく、これはこれでいいのだ。歌舞伎の型のようなもので、「つもり」は映画の中の様式美でもある。だいたい、これだけ多勢でのスクリーンからはみ出るほどの大立ち回りをすればそれで充分興奮するわ。
この続き、観れるかな。大瀬の半五郎はいないし、石松の代参はまだ後だし、小政が草鞋を脱ぐのは石松が死んだ後だし、まだまだ先は長いなあ。

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栗太郎