我が人生最悪の時のレビュー・感想・評価
全25件中、21~25件目を表示
致死量レベルの探偵映画成分
私立探偵の濱マイクは台湾人の青年から、日本で行方不明となった兄の居場所を探して欲しいと依頼され…。
シリーズ1作目。4Kリマスター版を劇場で鑑賞。完全初見だが探偵映画からしか摂取できない成分を過剰摂取できる作品。ビターな終わり方もらしさがあって最高でした。
我が人生も最悪の頃。
探偵マイク・ハマーを捩ったネーミングにまず笑えるけど、
日劇の看板が「我等の生涯の最良の年」で、さらに小笑い。
随所にやたらと小ネタが利いている(深夜ドラマ風?)
全編モノクロ映像という趣向で昭和の香りプンプンの風情。
いわゆる探偵モノの流れを汲むコメディ調のセンスが光る。
フィルムがブツっと切れる度にゾクゾクする感覚を味わい、
映画館の椅子に身を埋めたくなる幸福感。豪華な出演陣に
ハードながら愚鈍な役回りを与えつつクールに纏めている。
コメントする (0件)
共感した! (3件)
全25件中、21~25件目を表示