「画面から溢れる熱い昭和なギラギラ感」我が人生最悪の時 シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
画面から溢れる熱い昭和なギラギラ感
日本で探偵を主人公にしたハードボイルドを作ると、なるほどこうなるのかと感心しました。オフビート感たっぷりながら、日本の湿度にあわせたタッチでハードボイルドが成立していて,作り手が楽しんで作っているノリノリ感が、観ている側にも伝わってきます。所々、空回りしている所もあるけど。主人公がチンピラ上がりの若い探偵で、野良犬のギラギラした所が時折出てくるのもいい感じです。友を想うラストシーンも、優しくなければ生きていけないのを感じさせる,情緒感たっぷりのタッチでよかったです。役者では、永瀬正敏の初々しさが眩しいくらいです。今ではコワモテの役が多いんで隔世の感ありですね。
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トミーさんのコメント
2023年9月21日
共感&コメントありがとうございます。
今作はギラギラした感じが第二作より良かったです。時間が合わず第三作は断念。やはりコイズミと別れたのがまずかったんですかねえ。
Mさんのコメント
2023年7月31日
永瀬さん、かっこいいです。大好きになりました。
かの作品、まったく、知らなかったのですが、まだ知らない名作っていっぱいあるんだろうなと思いました。
いやー、おもしろかった!!