劇場公開日 1971年4月24日

「映画.comのあらすじが超優秀すぎる。」書を捨てよ町へ出よう 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0映画.comのあらすじが超優秀すぎる。

2020年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ある年齢層の人にとってはカリスマ作家の寺山修司、長編映画デビュー作。
「ヌーヴェルヴァーグ」運動(特にゴダール)の影響をもろに受けたようなコラージュをふんだんに使った手法や、観ていて酔うくらい手振れの酷いカメラワークとか、ほぼ棒読みの役者たちとか、そのくせ2時間越えの上映時間とか、今観るとかなり観るのが辛い。
正直ストーリーもよく分からなかったけど、この映画.comのあらすじを読んで、やっと物語の内容を理解したw

若者が一番元気だった時代に彼らのカリスマだった寺山修司の作品であり、ストーリーや映像というより若者の視点で観た変わりゆく「時代」の空気を切り取り、日本という国や映画を批評?してみせたた「実験映画」として価値はあると思うけど、その時代性みたいなものをリアルタイムで共有していないと全てを理解・共感するのは難しいかも?

青空ぷらす