修羅の群れ(1984)のレビュー・感想・評価
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日本人の心の琴線を震わせる作品です
1984年公開
この翌年、関東のある一大ヤクザ組織の会長が退き総裁になります
つまり実録ヤクザ映画です
主人公稲原は、良く似た名前の実在の人物がモデルです
主演クラスの大物スター総出演なので、俳優陣の名前を見て誰が主演なの?と思うほど
松方弘樹が主演なのですが、個人的には鶴田浩二にシビれました
こんな年寄りになりたい!
豪華俳優陣の中には元々俳優では無い人が何人かいます
それがまた素晴らしい目を見張るような実在感があります
北島三郎は別格としても、プロ野球の張本勲、小林繁
歌手の清水健太郎、にしきのあきら
まるで薬味のように豪華俳優陣の演技引き立て、本人達も存在感を発揮した素晴らしい配役でした
山下耕作監督の眼力恐るべしです
正に王道中の王道
実録ヤクザ映画でも仁義なき戦いとは大きく印象が異なります
主題歌の北島三郎の「神奈川水滸伝」もシビれます!
カラオケに行くことは、コロナ堝前でもあまり無いのですが、これは歌いたい、歌を覚えたいと思う良い歌です
21世紀の現代では反社会的勢力を礼賛する映画だと非難されるのかも知れません
それでも日本人の心の琴線を震わせる作品だと思います
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まあまあだった
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高校生の時に友達が映画館に見に行って勧められたのだが、気乗りせず見なかったのだけど、ずっと気になっていた。松方弘樹が主人公の青年時代から演じていて、どう見てもおじさんなので困惑する。ヤクザなのだけど、まったく負の側面がなくもうちょっとエグ味が欲しい。北島三郎がシャブ中。
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