七人のおたくのレビュー・感想・評価
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期待だけが空回り
当時も今もウッチャンのアクションが目当てだったし、実際にそこしか見どころも無い。
着想自体は先見の明があるし、どうにでも面白く転がせそうなアイデアだと思う。
〈おたく=オタク=マニア〉が世間一般には浸透しておらず、醜悪な事件も手伝って社会から反発を喰らう存在であり、〈おたく〉という言葉も同人界隈での蔑称だった時代だからこそ、うまく行けば光が差す映画となれたかも知れない。
結局、作り手がヲタの世界に興味が無い上での無知と、雑な作り方に終わった感が著しい。
まだ平成の頃、本作を放映する際、終戦記念日を選んだテレビ局の編成は何を考えていたのだろうか?多分、本作の作り手同様、何も考えていなかったのだろう。
TVで知るウンナンしか…
全編、TVバラエティー番組みたいな作り
「七人の、おたく」を、現実世界でヒーローにするなんて無理が
あるから、こういう荒唐無稽な「有り得ない」で、終始徹底する
わけでしょう?
赤ん坊を誘拐が「正義」なんていう、リアリティー無視な…
色々なオタクが出て、山口智子のみ何のオタクでもない
一般人で、他6人がオタクなのは何故かと思うと、現地で
「伝説のオタク」と遭遇し、その者が現役復活で参加して
最後に「七人」となる…
メインヒロインの山口智子に、クライマックスで「何か」を
やらせるのだけど、それも何がやりたいのか、
よく分からない…
それなりにヒットして、武田真治なんかはコレでブレイク
したんだけど「2」が制作されなかったのは
「リアリティー無視の大嘘シナリオ・第二弾」が、書けなかった
のが、本当の理由では?
オタクがカルトと呼ばれていた時代
ウンナンの2人も江口洋介も山口智子も、とにかくみんな若い。オタクという当時は差別用語のように言われて、けどそのオタク達が大活躍する、当時凄く好きだった作品の一つ。若い頃のウッチャンは本当和製ジャッキーチェンだな。
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