劇場公開日 1975年6月21日

資金源強奪のレビュー・感想・評価

全8件を表示

5.0これはたまげた。いやぶったまげた。こんなに面白い日本映画があったな...

2023年6月1日
PCから投稿

これはたまげた。いやぶったまげた。こんなに面白い日本映画があったなんて。こんな面白い映画のタイトルさえ知らなかったなんて。 普通ならクライマックスにもってくるような事件がいきなり起きちゃって、その後の展開が面白さといったら。人間関係が複雑に絡み合いストーリーがギュッと凝縮されていて短いけれども見ごたえ満点。凝縮されてるぶん集中してしまって観るのが疲れるのでもっと長い映画だと思った。そんだけ面白いということだ。 そしてこの脚本をこういうテイストの映画に仕上げた。こういう俳優をこういうふうに使って!見事としか言いようがない。深作欣二、こんなところにも傑作があったか!しかもこれがオリジナル脚本だって?素晴らしいとしか言いようがない。まったくもって感服した。 脚本家に興味を持って調べてみたら「まむしの兄弟3億円恐喝」と同じ脚本家だった。そういえば少し似てると思いながら観ていたよ。なるほど。これからこの脚本家の作品を少しあたってみよう。まだ他にもいいのがあるはずだ。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
タンバラライ

5.0素晴らしい

2020年9月4日
iPhoneアプリから投稿

これは面白い。深作欣二の映画で1番好き。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
@Jankichi@

3.5またトラックに轢かれてしまったか・・・

2020年7月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 笑いもあり、緊張感が途切れることなく、突っ走る強盗アクション。カタギになる!などと言いつつ、結局は古巣である暴力団が開いた賭場荒らしを計画する北大路欣也演ずる清元武司。相棒には川谷拓三のテツとおっさんこと室田日出男だ。自家製催涙弾やアクアラング、モーターボートを駆使して、まんまと賭場の金3億5千万円を奪ってしまう。  情婦(太地喜和子)や兄貴分との確執もあり、暴力団が犯人を捜すために停職中の刑事・能代文明(梅宮辰夫)を雇うのだ。文明は残された証拠からあっという間にテツを割り出し、ぐーたら刑事ではないことを見せつけてくれるし、その後のテツの処遇も見事な展開。さらに、わざとじゃないかと思うほど仲間割れを誘発しながら、誰が最後に残るねん!と、ハラハラ。  松方弘樹も特別出演しているが、彼はスケベなおっさん役。山城新伍のギャグも冴えているし、当時のヤクザ映画スターの演技力は見ものだ。  深作欣二監督が仁義なき戦いシリーズの合間に量産した作品の一つではあるが、大部屋出身の川谷拓三の出世作とも言える。冒頭と最後に刑法の条文のテロップも流されるが、それに反発する意味でタイトルクレジットには「ふかさくきんじ」と平仮名にしてあるのも面白い。まぁ、突っ込みどころも多い中、最後の刑法の条文に時効について書かれているけど、海外に逃亡したら時効は中断されますから・・・

コメントする (0件)
共感した! 2件)
kossy

3.5深作欣二、絶好調

2020年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

敵対する組の親分を殺し、8年の服役を終え出所した主人公(北大路欣也)、組は和解、恋人(太地喜和子)は兄貴分に奪われていた。 そこで花会の売り上げを奪うことにし、ちょっと頼りない二人(川谷拓三、室田日出男)と実行、まんまと大金をせしめたのだが・・・。 深作欣二監督は絶好調で、テンポもよくとても面白い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
いやよセブン

3.0おもしろーい!

2020年7月8日
iPhoneアプリから投稿

深作欣二監督作品は絶対に面白い。トレインスポッティングより走ってる感がある。

コメントする 1件)
共感した! 4件)
r_cacco

4.0先の読めなさ&スピーディーさが快感

2019年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

1975年深作欣二監督作品。 面白い!! 毎度の東映メンツでヤクザが出てくるのでいつもの感じかな?と思っていると金をめぐっての二転三転するスリリングな展開に! 92分という短さの中で、先の読めなさ&スピーディーさが快感!その上に主要キャラの立ち方が素晴らしいっていう! 北大路欣也のギラついた感じは深作映画のそれだが、今作はクレバーかつしぶとい。そして梅宮辰夫の存在感よ。 娯楽映画のエッセンスをギュッと濃縮したようなノリにノッてる監督の手腕を堪能できました。激オススメ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
散歩男

3.5深作欣二の傑作クライムアクション

2016年6月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

興奮

被害届の出せない暴力団の賭博収益金を略奪する話。 とにかくテンポがよく目を離せない。東映プログラムピクチャー時代の作品なので尺を取れないって理由があるかもしれないが、無駄のない編集と付随するストーリーはラストまで緊張感溢れる。 本当に面白い。若き北大路欣也のギラギラ感が素晴らしい。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
colt45SAA