「公領と荘園」山椒大夫 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)
公領と荘園
関白が注意を与える。現在の時代劇でもこの多重構造に踏み入ったケースはあまり見ない。権力の恐ろしさを見せつける。有無を言わさぬ実力行使を可能とする。しがみつこうとすればできぬこと。使ったらあっさりと返上する。政権交代のありよう。諸刃の剣。間違えば現在のアメリカ。
入水する安寿の絵に美学を感じる。逃げる方向とは異なるそっちの出口はどこへ繋がるのか。黄泉である。
しかし、こういう目にあうと親父の高潔さは果たしてよかったのかという疑問が残る。
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