「白目はちょっと怖い」新・座頭市物語 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
白目はちょっと怖い
座頭市シリーズの3作目。初のカラー作品。1963年公開。
いやー面白い!市の強さが怪物的にまでに達していなくて人間味あふれる姿が見れる。そして意外な展開に。堅気になることを誓う市だが…
坪内ミキ子の凛とした美しさが素晴らしい。まさか座頭市でそんな見所があるとは。
勝新はやはりチャーミング。市の動きももう完成形に達しておる。二人で竹やぶを歩くシーンが実によごさんす、実に。
予想通り哀しい結末になってしまう物語。ラストシーンのやるせなさよ。市に感情移入した分、ずいぶんと沁みました。傑作!
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