「セイメイリョクト カネサエアレバ ジンコウセイタイハデキルンダ」殺人拳・2 たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
セイメイリョクト カネサエアレバ ジンコウセイタイハデキルンダ
前作のヒットからわずか2か月ほどで作られてるので、脚本などあって無いようなもので(前作もかなりはちゃめちゃだったけど)、ひたすら千葉真一が戦っています。
劇中でもトレーニング・シーンで前方宙返り、逆立ちからの腕立て伏せなど、身体能力の高さを披露しているのだが、前作から少ししか間が空いていないのに、ハイキックなど格段に技が上達しています。
空手に自信がついたのか、戦う時の狂気を漂わせた構えや、顔面力が薄れてしまったのがちょっと残念なところ。
しかし、相手を殴ったら目玉が飛び出るなど、前作以上にスプラッター度が増し、前作ラストに喉を引きちぎられた志堅原が、人口声帯を付けてリベンジマッチを挑んできたり、前作ちょい役だった正武館の鈴木正文館長(本物の武道家)がメインで出演し、超絶棒読み演技を延々と披露するなど、違った方向に狂気が広がっていて楽しめます(笑)
そしてスプラッター・アクションのほうは、別シリーズの「直撃!地獄拳」に受け継がれて更にエスカレートしていくのです。
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