催眠のレビュー・感想・評価
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怖い。。。面白い!CGは笑えます。
公開当時に見て、からの今回、2回目の視聴です。当時も心理的に怖い思いをしたのを覚えてます。特に、被害者達の死なせ方の斬新さと、マティーニのオリーブをピチャピチャ舐めてる菅野美穂が恐ろしくもあり綺麗だと思い目が離せなかったのと、最後の「答え」に愕然としたというイメージが強烈。今回の視聴でも同じ思いをしました(汗) いや、結構怖いですよ。。。そりゃ合成とか笑えちゃうくらい古いですし、冷静に見たら「えっw」って感じですが、実際こんな事あったら恐怖でしかない。そこは入り込めるかどうかとか、何を怖いと思うか人によって違いますし、私は怖くて仕方なかったです。変な人格いっぱい持っててそいつが暗示かけちゃうんですよ。自分の忘れたい記憶を無理やりに引きずり出されたら(悲しいとか悔しいとか憎いとか)自己防衛で忘れた記憶が舞い戻って、、、、死にたくなる、結果自殺。深いなぁと思って見ていました。稲垣吾郎好きじゃなかったけど、彼、かっこよかったね!私がおばさんになってしまったからなんか惚れ惚れしました。
心霊ホラーとは違うサイコホラーの傑作
原作小説は、催眠術についてオカルトのような魔法ではない知的考察をしているが、ここではミドリ(緑)の猿という多重人格に絡む犯人が連続自殺事件を起こすお化け屋敷的なホラーに徹してして良いです。全体的な怪しい雰囲気や静かな中の音響で驚かすのが印象的。
東映の「千里眼」(原作小説も小説ではなくこの映画版の続編で作られました)がアクションに転じた続編だけど、製作・配給が東映で東宝と映画会社が違うから気づかないかな。
こっちはこっちで好きだけど、「女優霊」や「リング・らせん」や「呪怨」みたいな幽霊ものではなく、別なホラーをやろうとしているのが良いです。出来損ないの心霊ホラーなどの冗長で退屈なものなどと違い、話のスピードや見せ場があるのがポイントです。
男女の恋愛で決着をつけた「パラサイト・イヴ」の正反対でそこら辺のドンデン返しがあります。主役の催眠カウンセラーの嵯峨敏也(稲垣吾郎)に怪物の正体を表して襲い掛かる入絵由香(菅野美穂)のモンスターぶりが目玉でした。リングの山村貞子を意識していたとは気づきませんでした。天井からぶら下がったり、ビデオを使った効果的な正体の現し方に工夫が見られます。
死体のメイクも良く、特に最後にオーケストラの「新世界より」の楽器が重要なのがポイントです。金属音が自殺催眠の引き金なんですね。嵯峨敏也と共に事件を追う刑事・櫻井孝典(宇津井健)の苦悩と活躍も良かったです。最後で死んでしまいますが。
いかにもなインチキ催眠術師の実相寺則之(升毅)の雰囲気もとても良いです。
☆☆☆☆(カルトコメディーとして) ☆★★★(普通にホラー映画とし...
☆☆☆☆(カルトコメディーとして) ☆★★★(普通にホラー映画として観た場合) 劇場でこの映画ほど大声を上げて笑った映画もない。 ガラガラの劇場内に、ただ俺だけの笑い声が響いていたのが思い出。 途中からは多少いたお客さんの為に笑い声を押し殺した程。 終盤のコンサートホールでの、「ど素人かよ!」…と思わせる破茶滅茶な演出場面では、マジで椅子から転げ落ちたわ(笑) 『シベリア超特急』がカルト映画として有名だけれど。日本にはまだまだこの映画だって、どっこい超絶カルト映画として存在しているんだぞ〜!と。 ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
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