「製鉄会社のコマーシャル映画。」この天の虹 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
製鉄会社のコマーシャル映画。
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日本の基幹産業である。
地球温暖化の原因そのものである。
『わしは30年間、鉄を可愛がって来た』
と言っている。
さて、再生可能エネルギーになると、こう言った基幹産業はどうなるのだろうか。
ほとんど関係ない。カーボンニュートラルな製鉄業はまだ実現していない。
ばい煙に付いては『フレアースタック』と言った技術で、ほぼ淘汰出来ている。しかし。
大変にアナクロな人間を描いているとは思う。しかし、日本はこの様に発展してきた。それが、全く違う技術が必要とされると言う事は、もう、かつての蓄積された技術は、無意味だと言っている。
さて、それで、日本は今後何で世界を凌駕していくつもりなのだろう。
愛の無いAIとか半導体とかで巻き返しを図るには、時すでに遅し。
自動車は鉄板がなければ車体もできない。アルミは精錬する時に出す炭酸ガスの量は半端な量ではない。
それで、リモートだとか生成AIとか言っている。それが新しい経済形態って言えるのか?新しいキャピタリズム?
お粗末に感じる。
この映画は70年前の日本である。
70年後に22世紀を迎えるが日本はどうなっているのだろうか?
もっと無骨に懸命に優しく生きてもらいたいね。この映画の中で女性に振られる主人公の様に。
仮に22世紀初頭に平均気温が3.2度上がると何が起こるのだろう?
もっとも『PLA◯75』があるから、70年後の世界は、現在、5歳までの子供達の世界。それ以上の人達には関係が無い。
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