「ゴジラの勇姿!宿敵キングギドラにタイマンを挑む!!」ゴジラVSキングギドラ ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラの勇姿!宿敵キングギドラにタイマンを挑む!!
今回、久しぶりに見直しましたが、やっぱり面白いですね、この作品。
平成のゴジラシリーズは、三枝未希を筆頭に、一応つながった話の設定になっているけど、どれもが独自の世界観を持っています。
そんななかで、時空間を扱ったまさにSFのこの作品が特に大好きです。
なにしろ、ゴジラがメチャクチャカッコいい。初めて体長100メートルのゴジラとして登場し、都庁の前でバトルを繰り広げます。筋骨隆々の雄姿そのもの!(そこがゴジラらしくないという意見もありますが)自分的には、数あるゴジラの造形の中でもピカイチだと思ってます。
【ネタバレ】
確か一作目の「ゴジラ」の設定で、古代生物の生き残りが核爆発の影響で変異したって言われてたと思うんですが、本作品ではそれを映像化してくれているのに大感謝です。
おまけに、身長100メートルの逞しいゴジラになった理由も、しっかり見せてくれます。
まぁ、キングギドラが、定番の宇宙怪獣から人工的に作られた未来人の手先になったのは、ちょっと残念な気もしますが、メカキングギドラも見れたから、良しとしましょう。
日本の怪獣映画ではお馴染みのミニチュアの街(本作においてはあまりにも巨大な都庁で、しのびないと思う部分もありますが)も健在です。怪獣同士のバトルが迫力満点で魅せられます。
ただ、今回気になったことがあります。
過去を変えて、海中のゴジラが突然消えた?ゴジラの歴史が消えたって事は、昭和29年の上陸も無くなったのかと思ったら、そうでは無いっぽい。(マーベルの考え方に近いのかな?)
それなのに、キングギドラを復活させようと未来に戻ったら、日本が貧しい国に変わっていた?
圧倒的なご都合主義だとは思いますが、深く考えずに楽しみました。
小林昭二さんや風見しんごさんなど、懐かしい役者さんの若かりし姿が見れるのも、古い作品の楽しみですね。
