「歴史改変…東宝映画の集大成!」ゴジラVSキングギドラ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史改変…東宝映画の集大成!
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ゴジラシリーズ第18作(VSシリーズ第2作)。
東宝創立60周年記念作品。
DVDで12回目の鑑賞。
シリアスな作風だった前作から一転、エンターテインメントに振り切ったストーリーとなった本作。「ターミネーター」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」からモロに影響を受けた要素が、シリーズに新風を吹き込んだ印象でした。
ですが、このタイムパラドックスに難あり…
歴史から抹消されたゴジラでしたが、その後でも、全員がゴジラのことを口にしていました。みんな覚えている…
これはおかしい。歴史から消滅したわけですから、覚えている・覚えていない以前の問題なのではないかな、と…
しかし、それを言い出したら話が前に進まないし、かなりややこしくなってしまうので、致し方無いとも思いました。
ゴジラと新堂会長(土屋嘉男)の心の交流や、肥大する資本経済への警鐘など、ドラマ部分の魅力も盛りだくさん。
アクションやラブ要素だけでなく、SFや戦争映画の要素もあり、まるで様々なジャンルのごった煮の様相でした。
東宝のアニバーサリー作品と云うこともあり、これまでの東宝映画の集大成的なお祭り気分があり、多少の矛盾なんて気にせず楽しめる面白さが満載だなと思いました。
※鑑賞記録
2020/04/17:Amazon Prime Video
※リライト(2022/06/05)
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