劇場公開日 1989年12月16日

「0285 VSシリーズ最高峰」ゴジラVSビオランテ NWFchamp1973さんの映画レビュー(感想・評価)

4.00285 VSシリーズ最高峰

2025年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

1989年公開

バイオメジャーとの争奪戦というつかみはいいのに、
やはりこれを中心に置くとぐちゃぐちゃになるので
その存在はゴジラの発生理由だけで
最後はほったらかし(笑)
峰岸徹浮きすぎ
白神博士マッドサイエンティストなのに
最後はどうしたいねん?分裂症の気配がする。

川北特撮はリバイバルものは今一つ迫力ないが
新造ものはすごく凝っていて面白い。
32本のピアノ線を要したビオランテは代表作といえる。
それと白目のないゴジラ。川北監督のこだわりが見える。
「尻尾を引きずる動物なんていないぜ」という言葉どおり
尻尾も意思を持ったかの如く自在な動き。
ツインタワーは仕事柄よく行き来していたので
大阪城ホール側からみる橋も遠近感が見事。
含めて大阪の街がめちゃくちゃリアルに見えた。
出来立ての関西空港もお目見えする。
カメラアングルも煽る場面が多く、中野特撮とは
違った攻め方。
聖飢魔Ⅱデーモン閣下が配信?中にゴジラの存在を通告。
斉藤由貴は声だけでオーディエンスに「逃げてくださーい」
なかなか特別出演も多い。
あー自衛隊映画といってもいいぐらい自衛隊が
出てきますな。

しかしせっかくすぎやまこういちが担当なのに
伊福部マーチをふんだんに使うのはどうなん?
80点
初鑑賞 1990年1月23日 南街東宝
パンフ購入¥400
配給 東宝

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NWFchamp1973