「「ゴジラさん、やっぱ薬は注射より飲む方が一番だぜ」」ゴジラVSビオランテ アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
「ゴジラさん、やっぱ薬は注射より飲む方が一番だぜ」
平成ゴジラvsシリーズと言われる第17作目です。前作で東京を破壊したので今回は大阪を破壊します。そう、東京の次は大阪なのです。ゴジラさん、ちゃんと集客できる地域をわかってらっしゃる。
本作ではゴジラ細胞から生まれたビオランテさんが相手です。植物の割りに物凄くアグレッシブに動きます。フと疑問に思ったのですが、科学の事は良くわかってなくて何ですが、動物と植物の細胞って実際混ぜ合わせる事は可能なのでしょうか?更に人の細胞もプラスさせた?それで人の心を持っているという事は細胞に心が宿っているって事?そう言えば最後にビオランテさんは何処から現れた?空から種子みたいなのが降ってきた後にいきなり地面の中から出てましたよね?あれは種子が急成長したという設定なのでしょうか?考えれば考えるほど不思議です。
な~んて真面目に考えるのも野暮ですけどね。
まぁ、そんな事言い出したらゴジラの吐いてる熱線なんやねんって話になりますし。生物なのに口から光線吐くって見れば見るほど不思議です。きっと空想科学読本あたりで分析してくれてるに違いない。
などとツッコミつつもビオランテの造形は好きでした。特にあの歯がいっぱいある所とか。本作では最後あれ一応ビオラが勝ったんですかね?決着がちょっと分かりにくかったです。
ストーリーはゴジラ細胞に対して外国の思惑とかも絡んできてけっこう大人向けです。外国人役の人が皆さん棒演技なのが残念ですが、あのストーリーで当時の子供は楽しめたのでしょうか?確かに核を台無しにする兵器なんてあったら世界のパワーバランス崩れますね。でも原発事故で活躍しそうなので現実世界でも是非とも開発してもらいたい物です。
そう言えば若干21歳の頃の鈴木京香がスーパーXⅡのオペレーターで出てました。当時から美人さんだったんですね!