劇場公開日 1989年12月16日

「さらば怪獣プロレス(笑)」ゴジラVSビオランテ うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0さらば怪獣プロレス(笑)

2017年3月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

単純

昭和の子ども向け映画を脱却して、バラの怪獣と対決するゴジラ。
平和の為にと言う適当な理由もなくなりゴジラ自体を特殊災害としているのが面白い。
前作の設定を踏襲し三原山からゴジラが出現する。
ゴジラ出現を感知するのが超能力開発の子どもたち(笑)
個人的に三枝未希の目を開いたイッてる感じの表情が嫌いなので、この後のシリーズに訳知り顔で出てくるのが嫌だった。
新しい流れを生み出した作品でG細胞を巡る人間同士の争いもあり、物語性を見せようと努力をみせるが、沢口靖子がビオランテと分かっている観客からすると少々モヤモヤするストーリーで賛否分かれると思う。

台詞の端々に原水爆に対するアンチテーゼが織り込まれており、三田村邦彦の批判に、科学者や偉い人の言い訳が笑える。
それにしても峰岸徹さんはいつも死ぬ役柄が多い気がする

うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)