劇場公開日 1974年3月21日

「メタリックでマッシブな「メカゴジラ」のフォルムに子供心に惚れ惚れしましたね。20周年記念作品としての気概を示していましたね。」ゴジラ対メカゴジラ 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0メタリックでマッシブな「メカゴジラ」のフォルムに子供心に惚れ惚れしましたね。20周年記念作品としての気概を示していましたね。

2025年1月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

昨年末ゴジラ生誕70周年記念としてスタートした「ゴジラ・シアター」が好評につき今年も開催。25年第1弾は『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)。

『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)
個人的にははじめて(地上波で)観たゴジラ作品。
メタリックでマッシブな「メカゴジラ」のフォルムに子供心に惚れ惚れしましたね。

ゴジラ生誕20周年の記念作で、沖縄返還、公開翌年「沖縄国際海洋博覧会」開催で盛り上がる沖縄を舞台に選定した背景や『マジンガーZ』に端を発するロボットアニメブームの影響などの製作事情は大人になってから知りました。

今観返し見るとオイルショックに直面、物価高騰で特撮ヒーロー番組が次々と打ち切りや予算削減、スケールダウンを余儀なくされるなか、大規模な爆破シーンも満載で20周年記念作品としての気概を示していましたね。

特撮パートも光学合成が美麗。沖縄の守り神キングシーサーとゴジラ2体と対峙するメカゴジラのロボットらしい圧倒的攻撃力の高さの演出も良いですね。

本編ドラマパートも平田昭彦氏、小泉博氏、佐原健二氏などゴジラシリーズの常連俳優陣や睦五郎氏、岸田森氏、草野大悟氏の名優、のちに「ウルトラマン80」でイトウ順吉チーフを演じる大門正明氏や『流星人間ゾーン』で主役を演じ、すでにゴジラとの共演(共闘)を果たした青山一也氏が織り成すハードなスパイアクションも原点回帰を目指していたことが垣間見えますね。

矢萩久登
トミーさんのコメント
2025年1月17日

メカゴジラのオールレンジ?攻撃が爆アゲですね、胸から発射するビームが稲妻形なのがいつ見ても嫌になる。

トミー