劇場公開日 1962年8月11日

「記念作品らしく」キングコング対ゴジラ Bluetom2020さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0記念作品らしく

2025年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

東宝30周年記念でゴジラ初のカラー作品。白黒らしい怖さが薄れた感はあるけれど、伊福部昭先生の音楽はのっけから爆発。いやあ、これだけでもうワクワク。
今回はキングコングを迎え、すっかりエンタメ作品に。アメリカの核の傘の元、高度成長期、原子力の平和利用の合言葉で、そもそも放射能の恐怖感はどこかにほっぽり出された。アメリカ代表キングコングへの敬意か忖度か?
いろいろ面白かったけど、後のボンドガールお二人のそろい踏みとか、根岸明美さんのドーラン化粧の踊りとか語り始めると尽きない感じ。これだけの踊り子たちに黒い化粧も大変だったろうな。自分でやったかも。この頃の浜美枝さんはかわいくて素敵。
昭和時代の特撮はやっぱりすごいし、一発勝負の緊張感あるよな。円谷さんに拍手。
動員数も多かったのも納得の作品でした。

Bluetom2020
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