「狂気の塊」高校大パニック みるさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気の塊
受験戦争の真っ只中、とあるどこにでもいそうな少年が銃砲店に立ち寄り、偶然にも銃を奪う。
そして銃を手にした少年は学校に行き、先生に向け銃をぶっぱなつ。
そして学校中の生徒を人質にして生徒は学校に立てこもることになり…というのが本作のストーリー。
1999年に実際にアメリカで起きたコロンバイン高校銃乱射事件を連想させます。しかし本作は1978年に作られておりそれよりずっと前です。
さらに本作は1976年に作られた自主制作映画のリメイクということですが、さらに現代にもう一度リメイクされたらもっと面白くなりそうです。
主人公のセリフで「俺は受験があるんだー!」「ラジオ講座があるんだー!」というものがあるのですが、このセリフが使われる場面があまりにも秀逸です。一度でもこのセリフを聞くともうこの映画のことが脳裏に焼き付けられるでしょう…。
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