劇場公開日 1973年10月27日

現代任侠史のレビュー・感想・評価

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3.0やっぱり何か一味違うな

2022年11月15日
PCから投稿

同じ俳優ばかり使ってたくさん作られたこのシリーズ。2、3作目見て面白くなかったのでこれを見てみた。橋本忍脚本なら何か違うだろうと思って。そしたらやはり何か一味違ってジーンときた。途中「どうしようもねえなこの脚本」と思ったこともいっぱいあったけど。しかし映画脚本っていうのはラストシーンのためにあると言っても過言ではない。ラストがとても良かったからさすが橋本忍なのだろう。高倉健が別れ際に言う言葉が心に残るね。
難を言うと主人公の心がどの程度カタギの心になっているかリアルに描けていない。そのせいで高倉健がどう演技していいか分からずオドオドしてるように見える。橋本忍の実力ならちゃんと描けたはずだ。描けなかったのは企画の性質上、尺が90分と決められていたのだろう。全体的にダイジェスト版みたいになってしまっている。

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タンバラライ

4.0男は黙って、怒る姿が、カッコイイ

2021年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

 ちょうど大学に入ったころの映画、上空からの首都高速の映像やゴルフ場、競馬や競艇など、日本経済が活況の様子も振り返れて面白く見れました。健さんはいつものごとくかっこいいのですが、梶芽衣子さんの目が大きく超美人でした。「行かないで。」と泣きつかれても、抱きしめてから、男の意地と義理人情を果たしに行く姿が泣けます。
 そうそうたる往年の俳優陣がすごい、田中邦衛さんや夏八木勲さんなどみんなあっちに行きましたね。最後のシーン、悪役を切り捨て、背中の入れ墨を見せて死んでいく健さん。昔はこれぞ、男の美学、昭和は遠くなりました。

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茶々丸

3.5間違い訂正

2021年6月7日
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この記事のキャスト表に誤りがあります。藤山寛美さんは出てません。仁鶴師匠の間違いです。
映画はそれなりに面白い。

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ごいんきょ

3.5脚本は橋本忍

2021年5月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

その後の高倉健への橋渡しのようなヤクザ映画で、脚本が橋本忍でヒロインは梶芽衣子。
足を洗い、寿司屋をしている主人公(高倉健)のもとに、戦時中、主人公の父親に世話になったと関西の極道(安藤昇)がやってくる。
取材で知り合った女性記者()と恋仲になり、結婚を約束する。
元の組が関西から進出してきたとやり合うことになり、否応なく巻き込まれていく。
じっくりと見せてくれるヤクザ映画だ。

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いやよセブン