「なかなかすごい」県警対組織暴力 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
なかなかすごい
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以前東映ヤクザ映画を網羅的に見ようと試みた際に、見逃していた一作だ。
実録ヤクザ映画オールスターの布陣で、菅原文太と梅宮辰夫が警察で、しかも二人が激しく対立している。松方弘樹が狂犬のような佇まいで怖い。
女を物扱いしていて人権が全然ない。女も女でそんな扱いを当然のように受け入れている狂った世界観だ。
金子信夫がいつもの調子なのだけど、元ヤクザの市議会議員でブイブイ言わせている。
ストーリーがごちゃごちゃしているのだけど、テンポよく進んで面白い。最後はラブホで松方弘樹が元刑事を人質に籠城する展開で大いに盛り上がる。
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